7)仕事中は気を使う、上にも下にも同僚にも。
8)損と得があれば、損の道を選ぶこと。
9)他人が困っているときは、自分の仕事はほっといても手伝うこと。

[解説]
7)就業中は仕事に集中し(他のことは考えない、思わない)、相手(仲間)の一挙手一投足(こまかい一つ一つの動作)に目を配り、次に何をするかを予測し、次に何をして欲しいかを慮り(よくよく考える。考えはかる。思いめぐらす)、迅速に(非常にすばやいこと)行動する。部下に対しては思いやりをもって気を配る(危なっかしい行動がないか、手は放すが、目は放さない)。
8)重たい荷物にきつい仕事、汚い作業に危ない仕事は率先(人の先に立って、ものごとをおこなうこと)して、好んでやらせてもらう(先輩からは可愛いがられ、後輩からは慕わられ、同僚からは一目置かれる<相手が自分よりまさっていると認めて敬意をはらう>ようになる)。
9)相手が困っている時に手伝ってあげると、ポイント(好感度・信頼度・感情度)が3倍に跳ね上がる。情は人の為ならず(なさけを人にかけておけば、めぐりめぐって自分によい報いが来る。人に親切にしておけば、必ずよい報いがある)と言いますように、任侠心(弱きをたすけ強きをくじく気性に富むこと)を持って、相手に尽くし切ることです。只、自分の仕事を放って置く訳ですから、そちらに迷惑を掛けてはいけませんので、色んな最善を尽くして(他の人に頼むとか、残業・休日出勤して処理するとか)対処しなければいけません。また、そうする覚悟がないのに安請合い(前後の考えもなく軽々しく引き受けること)をしてはいけません。ええ恰好しいではいただけません。例えとしては良くないかもしれませんが、お通夜など不幸事があった時には、何を差し置いても馳せ参じ(大急ぎで相手の下に行く)て、その方を慰めたり、励ましたり、何か自分に出来ることがあったらやらせてもらうと、とても印象深く受け止められ喜ばれます。他人事も自分の事のように(例えば、身内や家族に何かあったように考えてみるとか)受け入れる感性を磨くことです。