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北筑電業株式会社 代表取締役社長 吉良昭二 樣<2012年9月16日>放送
「人生この1曲」というタイトルが表すように、
人は誰でも想い出に残る1曲があるはず。
そんな1曲を各有名企業のトップである方たちの想い出話と一緒に
みなさんにもご紹介していこう、というコーナーです。
今回のゲストは、
北筑電業株式会社 代表取締役社長 吉良昭二 樣
北筑電業は、いわゆる弱電から強電まで一般の電気関係の工事をする会社。
工事とは出前であるから、その現場に出向いて行わなければいけない、
工場などでものを作っている機械やロボットでやる仕事とは違う。
いつも人の手づくりだということが信念。
さて、吉良社長の人生この1曲は、
スーダラ節/ハナ肇とクレイジーキャッツ
現在58歳の吉良さん、植木等さんとの出会いは小学生の頃の話。
当時TVの番組といえばクレイジーキャッツが出ていた「しゃぼん玉ホリデー」
この番組でもスーダラ節は歌われていたのでした。
植木等さんは、もともとお寺の住職の子息。
この歌を歌うには少し抵抗があったようで悩んでいたそうです。
そんなとき父上は「わかっちゃいるけどやめられない」とは、
人類の究極を歌っている、親鸞上人の教えにつながっている、頑張って歌え、
とおっしゃったらしいのです。
吉良さんは「スイスイスーダララッタ、スラスラスイスイスイ」という
軽妙な部分がたまらなく好きだったそうです。
子供の時から大人になっての結婚式や宴会などで、何十回歌ったか知れない、とも。
この曲はある意味リーダーの歌だとも・・・というのは、
周りが明るく陽気になって、そしていい雰囲気を作ってくれる、
そういうリーダーは理想。
軽いのを前面に出しているけれど結構、行動力はあるし、
最後は腹くくって責任は取る、と思うのだそうです。
まるで社長訓のような歌なのです。
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