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社長訓話編
平成28年10月3日の社長訓話です。


 皆さんお早うございます。

 「全国労働衛生週間」です。年度内のちょうど真ん中で、上期が終わり下期に入ります。

 人は何かしらの仕事(働く)をして、生活の(かて)を得なければなりません。

「人は何のために働くのか?」。「働くために生きるのではなく、生きるために働く」です。ただ生きることにだけ汲々(きゅうきゅう)とするのではなく、よく生きることです。働くことで人は、自分の持っている能力を他者のために使い社会に貢献(こうけん)する。公共に役立っている(貢献感)という感覚を得ることができ、劣等感(れっとうかん)緩和(かんわ)できる。

 例えば、靴作り職人は自分が必要とする靴を作るだけでなく、自分では()かなくても靴を必要とする人のために靴を作ります。この時、靴作り職人は、靴を買った人にとって「自分を有用なものにしている」のであり、靴を作ることで「公共に役立っているという感覚」を得ることができます。「自分には価値があると思える」ことが自信になり、その反対が劣等感です。自分に価値があると思えると勇気を持てるようになる。勇気を持てると対人関係の中に入っていくことができ、友好な関係が生まれる。

 仕事と交友がうまくいくと愛が成就(じょうじゅ)する。人は何かのために働くとき、その何かを愛するのであり、他方、何かを愛するとき、その何かのために働くようになる。愛の本質は「働く」こと、「何かを育てる」ことにある。花が好きだと言っている人が、もしも花に水をやるのを忘れるようであれば、そのような人が花を愛しているといっても、誰も信じることはできません(いつも「愛してるよ」と言っている人が、彼女の誕生日を忘れるようなものです。とんでもない、「明後日(あさって)来やがれ!」です)。「働く」ということは、愛を(まっと)うす前提(ぜんてい)条件(じょうけん)()必須(ひっす)条項(じょうこう)です。働くとは、傍々(はたはた) ((そば)の人)を楽にさせることですから、傍迷惑(はためいわく)ではよろしくありません。

 先日、政府関係者で「働き方改革会議」が開かれました。その中での最大の課題は、「長時間残業の是正」でした。

 日本の労働時間は世界的に見て長いんです。日本は一年間で2,000時間(40時間、週休2日で5日×8時間。以前は土曜日が半ドンでしたから週44時間でした。1年を50週として、50×40時間で2,000時間になります)、アメリカが1,800時間、フランスは1,500時間、ドイツは1,300時間、1位はオランダです。

 日本人は勤勉(きんべん)ですから、良く働くことは「良し」としましょう。しかし問題なのは、労働生産性というのがあってそれが低いんです。

 労働生産性というのは、投下(とうか)した労働量と、その結果得られた生産量の割合のことです。つまり、働いて仕事をしたその結果が上手(うま)くいったのか、効率良くいったのか、(もう)けたのか(そん)したのかの判断基準です。

 日本人ってもっと(かしこ)くって、合理的で無駄(むだ)の少ない民族かと思っていたのですが、労働生産性はアメリカの60%ですって、「うっそ~、や~だ、信じらんない」みたいな。

 (ただ)し、生産性を上げるために、利益(りえき)至上(しじょう)主義(しゅぎ)()(かた)まり、ライバルとの競争に勝つために、(なに)(なん)でも合理化、何としても現状を打破(だは)するために改善(かいぜん)改革(かいかく)に走るのは考えものです(名前は()せて置きますが、(ぼう)トヨタのように、(かわ)いたタオルまで(しぼ)り出すのはいかがなものでしょうか)。人のためなのか、企業(きぎょう)のためなのかをはき違えてはいけません。
 機械化も合理化も、改善も改革も、人の生活が豊かになるためになされなければなりません。AI(人工知能)やロボットを導入して、人が失業したのでは本末転倒(ほんまつてんとう)です。企業の目的は、「人が物心(ぶっしん)(とも)に豊かになる」ことです、間違いない!!!

 労働生産性が低いということは、「要領(ようりょう)が悪い」ことです。手間(てま)(ひま)をかけ過ぎる訳です。ある仕事に対して、人を多く掛け、時間を多く(つい)やすことです。過剰(かじょう)(人員(じんいん)品質(ひんしつ)設備(せつび))は生産性を悪くします。「早く、安く、上手(うま)く」が決め手です。「60点即決」がキーポイントです。

 9月は昇給月です。今年は一律(いちりつ)20,000円上げます

 理由は、新入社員が入ってこないからです。景気がいいと新卒の人達は、大企業の方へ入って、私達の会社のような零細(れいさい)企業(きぎょう)には回ってこないのです。

 工事会社は技術者を育てなければいけませんから、若手(わかて)が入ってこないと組織として成り立ちません。ピラミッド型を維持(いじ)しないと存続(そんぞく)できません。ですから、新入社員の初任給(しょにんきゅう)2万円上げて獲得(かくとく)に勝負をかけます。という訳で、先輩社員の給料を上げないと新入社員に抜かれるからです。保険労務士さんから(おど)されたんです。2万円上げると60人ですから月に120万円上がります。12ヶ月で1,440万円が利益から無くなるんですがいいんですかと.....?! フムフム.....

 上がった分皆んなで(かせ)いだら何とかなるでしょう。「皆さん、気張(きば)りましょうね」。

 休日出勤と残業を減らすように取り組んでいますが、何か無理があるようで違和感(いわかん)を感じます。そこで逆転の発想で、休日出勤をしたい人を(つの)ります。そして希望した人には、「休日出勤チャレンジ手当」をプラスして支給します(40時間未満5,000円、40時間以上10,000円)。

 このように考えたのは、EU(欧州連合)からの離脱(りだつ)を決めた英国がヒントでした。

 色んな人、色んな国があり、それぞれの個性、様々(さまざま)な国民性があります。それを規則や規制で、単一(たんいつ)市場(しじょう)という型にはめ込むことは無理だし、限界があると思います。

 北筑はダイバーシティ(多用性(たようせい)受容(じゅよう))をモットーとしています。

 色んな人の長所を()かして(短所を(おぎな)ってあげて)、それぞれの得意な分野で活躍してもらう、そして、リーダーはそのいいとこ()りをしてまとめる。

 つまり、いろんな択肢(せんたくし)の中から、自分に合ったものを(さが)して決めることです。

 ワークライフバランス(仕事と家庭の調和)を求めている人、ボランティア活動が好きな人、趣味に()甲斐(がい)を感じている人、お酒におぼれてる人、ギャンブルにはまってる人、(こと)(ほか)異性が大好きな人、そしてこの(たび)発見した仕事が趣味の人、すなわち働くことが好きな人、人それぞれ、人生いろいろです。

 死ぬまで働けとは言いませんから、「多労のすすめ」ということで、我と思わむ方は手を上げてチャレンジしてみて下さい。

 



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