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社長訓話編
平成27年7月1日の社長訓話です。


 皆さんおはようございます。

 (こう)()()でコスト意識(いしき)のない人(げい)(じゅつ)()と言いましたが、(げい)(じゅつ)()はお金と時間に頓着(とんちゃく)しません。逆にお金や時間に(こだわ)ったら良い作品は出来ないと思います(良く分からない世界なんですが)。

工事屋の生命(せいめい)(せん)はコストとスピードです。お金を()けていいなら、時間を掛けてもいいなら天皇陛下でもできるんですから。

新国立(しんこくりつ)競技場(きょうぎじょう)のように、芸術家主導(しゅどう)にすると、お金と期間(きかん)が合わないに決まってるじゃないですか。

国民の税金(ぜいきん)()てるんですから、まず予算(よさん)を決めて、その範囲内(はんいない)で、芸術家と建築家(けんちくか)とゼネコン話し合って決めることでしょう。その中に、保安(ほあん)やセキュリティー、さらにテロ対策(たいさく)などを加味(かみ)していくと、どんどん予算が(けず)られていって、当初(とうしょ)予定していた構想(こうそう)縮少(しゅくしょう)していくと思いますよ。そこで、知恵(ちえ)とアイデア、協調(きょうちょう)妥協(だきょう)先見性(せんけんせい)将来性(しょうらいせい)駆使(くし)して、辛抱(しんぼう)我慢(がまん)(かさ)ねて、落としどころを決めないといけないと思います。

名前は()せておきますが(ぼう)大昭和製紙の斉藤会長のように、ゴッホの絵を何億(なんおく)(えん)も出して買う芸術屋と、文房具(ぶんぼうぐ)()()めて、照明(しょうめい)器具(きぐ)間引(まび)いて節電(せつでん)している工事屋とがうまくいく道理(どうり)がありません。

つまり“文化”が(ちが)うんです。(そだ)った環境(かんきょう)が違い、生きてる世界が違う(わけ)ですから、(つね)平行線(へいこうせん)()()うことはありません。

 工事屋の私たちが生業(なりわい)(生きていくための職業)としている現場の作業は、末代(まつだい)(のち)()()っても残る、永久的(えいきゅうてき)無くならない分野(ぶんや)です。現場作業は出前(でまえ)注文(ちゅうもん)(おう)じて、そこへ出張(しゅっちょう)すること)ですから、人間でしか出来ないんです。造業(せいぞうぎょう)での工場の中の設備(せつび)では、ロボットを使(つか)ったり、機械(きかい)を使ってオートメーション化は出来ますが、出前は無理(むり)です。何時(いつ)の時代になっても、高層(こうそう)ビルの(まど)()きは、ロボットでは出来ないんです。いくら優秀(ゆうしゅう)精巧(せいこう)(こまかいところまで、よくできている)なロボットでも、出前は無理なんです、都度(つど)状況(じょうきょう)判断(はんだん)ができないからです((いま)だ、生卵(なまたまご)(つぶ)してしまうんですから・・・・・\(o)/)

わたくし達現場作業員は、一般的には肉体(にくたい)労働者(ろうどうしゃ)と呼ばれています。頭を使わないで肉体のみで仕事をするからでしょうが、特徴(とくちょう)としては、(あたま)は弱いが身体(からだ)は強い、手先(てさき)器用(きよう)だが性格(せいかく)不器用(ぶきよう)は遅いが手は速い、へそ()がりで天邪鬼(あまのじゃく)が多いんです。それは、技術を“()り”にしているから、人間性(にんげんせい)性格(せいかく)に関することは、多少(たしょう)のことは大目(おおめ)に見て、(ゆる)してくれるからです

出前を生業にしている肉体労働者に教育を(ほどこ)したらどうなるでしょうか。身体は強いし頭も強い、手先が器用な上に性格も器用、足は速い気も長い、ヘソは真っ直ぐ(まっすぐ)旋毛(つむじ)曲げない好感度(こうかんど)の高い工事屋が居たとしたらどうなるでしょうか。(おに)金棒(かなぼう)スパイダーマンにマシンガン筋肉(きんにく)マンにヌンチャクターミネーターにスポーツカー、(あば)れん(ぼう)将軍(しょうぐん)(すけ)さんと(かく)さん、(ぼん)正月(しょうがつ)とクリスマスが一緒(いっしょ)に来たみたいな、すばらしい最高の工事屋になることでしょう。現場の人が管理も出来るならば、一人(ひとり)二役(ふたやく)一石(いっせき)二鳥(にちょう)で、コスト競争の最大(さいだい)武器(ぶき)になると思います。配管(はいかん)する人が溶接(ようせつ)の資格を取る、ケーブル布設(ふせつ)した人が接続(せつぞく)する、現場の人が監督(かんとく)代行(だいこう)をする、現場の人が作業(さぎょう)主任(しゅにん)として出向(しゅっこう)する(など)など、現場の人を教育して、資格を取得(しゅとく)してレベルアップさせることが求められます(ぎゃく)のパターンで、管理していた人現場に入るケースは()()ません)

人は、(さかな)(あた)えれば3日生きられるが、魚の()(かた)を教えれば(いっ)生涯(しょうがい)生きられる、と言いますように、レクチャーして、上を目指(めざ)して自立(じりつ)させることです。

今からは、教育(きょういく)(先生や上司(じょうし)が教えて育つ)の時代から学育(がくいく)(自分から学んで育つ)の時代に変わって行くと思います上から強制(きょうせい)されて(おぼ)えていくのでは無く、(みずか)目的(もくてき)意識(いしき)を持って学ぼうとする姿勢(しせい)が大切です。(ちな)みに、スポーツの世界で、(いち)(りゅう)選手(せんしゅ)なった人たちに共通(きょうつう)して言えることは、上から言われたから練習に()えてきたのでなく、自ら目標(もくひょう)を決めて努力していった結果です、と。また、それをしないと自分が不安で(たま)らなかったですから、どんなきつい練習でも(つら)いと思ったことはありませんでした、と。

出前を生業としている私たちの職業は無くなりません。肉体労働者が学育を(こころざ)したら、コスト競争には負けません。工事屋の未来は前途洋々(ぜんとようよう)として明るいと思います。

明日(あした)という字は(あか)るい()と書くのよ” “出前(でまえ)という字は(まえ)()ると書くのよ”

特上(とくじょう)のうな(じゅう)を出前して、明るい未来について(かた)()いましょうかね、肉体労働者諸君!

 



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