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社長訓話編
平成26年8月1日の社長訓話です。

 皆さんお早うございます。

 以前(あり)の話をしたことがアリますが、「アリとキリギリス」というイソップの寓話(ぐうわ)に出てくるアリは、働き者で冬に備えて食糧(しょくりょう)(たくわ)えます(キリギリスはバイオリンを()いて歌って遊んでいましたが・・・)その働き者のアリを良く観察(かんさつ)してみると、全体の一割が何もしないで遊んでいるアリがいました。もっと効率(こうりつ)を上げようと、遊んでいる一割のアリを()(のぞ)きました。すると、働いていた9割のアリの中からまた一割のアリが何もしないようになりました。これは、(しゅ)存続(そんぞく)という観点(かんてん)からの危機(きき)管理(かんり)だったんです。よく働いていたアリがもしも(たお)れたら、残りの一割のアリが()わりに働くようになるのです。常に一部(いちぶ)無駄(むだ)な部分を残して置くということです。もう一つ、働く場は蟻の()の中で働く内勤(ないきん)と外で働く外勤(がいきん)に分かれます。内勤は若者が(おも)(つと)めて、外敵(がいてき)外では高齢者(こうれいしゃ)が働きます。若者が危ない外で命を落としたら、種の存続に(あく)影響(えいきょう)を及ぼすからです。蟻の世界では、暗黙(あんもく)了解(りょうかい)で種の存続を意識して働いて生きているのです。

 利根川(とねがわ)(すすむ)さんというノーベル賞を受賞(じゅしょう)した生理学者がいます。その(かた)が言っていたことに、人間の体はDNAという遺伝子(いでんし)(こう)(せい)されているのですが、それは(いく)つかのグループで形成(けいせい)されています。そのグループには、優秀(ゆうしゅう)な遺伝子や普通の遺伝子が()るのですが、そのグループの中に必ず何のために存在しているのか分からない、何の役に立っているのかはっきりしない、どうしようもないDNAが居るそうなんです。しかし、何か大きなことを()()げるとか、世の中をあっと言わせるような大ヒット商品が生まれるには、グループの中にそのどうしようもないDNAが居ないと絶対に起こらないんですって。逆に、コシノジュンコさんというファッションデザイナーがいます。フランスのパリ・コレクションに日本人として初参加(はつさんか)した有名ななのですが、ある時、ファッションショーに参加するためのプロジェクトチームを結成(けっせい)することになりました。そのチームは、ヘアー・メイクやスタイリストなど各部門(かくぶもん)ごとにオーディションを行って、その各部門の一番優秀な人を選び、コシノジュンコチームを作りました。利根川進さん(いわ)く、このチームは素晴らしい優秀な作品はできるでしょうが、爆発(ばくはつ)するようなとてつもない大ブレークする作品は生まれないそうです。だって、チームの中にあのどうしようもない、あの人が居ないからです。チームには無駄なものもなくてはならないのです、蟻の一割と共通する部分があると思います。

 例えば、スリーエム社の「ポスト・イット」という大ヒット商品があります。簡単(かんたん)にくっつくが()ぐに()がれるという付箋紙(ふせんし)ですが、それが生まれた経緯(けいい)というのは、ある開発(かいはつ)チームに「強力(きょうりょく)接着剤(せっちゃくざい)を作れ」という指示がでました。()作品(さくひん)を作ったのですが、すぐ剥がれてしまいました、失敗作(しっぱいさく)です。そのチームの中に、アルバイトでヴァイオリニストの女の子が居たのですが、その簡単に剥がれるのを見て、「これって便利だわ、演奏(えんそう)している時に、すぐ剥がれるから楽譜(がくふ)()っておくと」と言いました。それを聞いたスタッフが「それって、いけるんじゃない」と(ひらめ)きました、これがアイディアの<気付(きづ)き>になるのです。それからは商品と()るように、開発チームとマーケティングチームの(うで)()(どころ)です。作るのはプロ、売るのもプロなのですが、忘れてはならいのが、使うのは素人(しろうと)だということです。見たり、聞いたり、使ったりするのは素人ですから、素人に受ける商品というのは、プロばかりの集団(しゅうだん)では駄目(だめ)で、色んな組み合わせが重要(じゅうよう)だと思います。
 私たち工事会社は、常にチームプレーですから、チームの中には色んな人がいます。よくへまをして、ミスばっかりして、皆んなに迷惑(めいわく)()けて、足手(あしで)まといでチームの足を引っ張っている人がいますが(今そこでドキッとした貴方(あなた)ですよ、そうですあなたのことです)、その人もチームのメンバーですから、リーダーの方には、それを(わか)ってて上手(うまく)く使う器量(きりょう)力量(りきりょう)(のぞ)まれると思います。そちらには、何かホッとした顔をした人が居ますが、あちらには、ドヤ顔をした人がいますが、()められたことではなく、自慢(じまん)できることではないので、あまりいい気にならないほうがいいと思います。 



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