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社長訓話編
 平成24年7月2日の社長訓話です。


  皆さんお早ようございます。

 工事は綱渡(つなわた)り状態でギリギリのところで完成しました。私も2ヶ月間本社に戻っていませんでしたが、やっと開放され無事ご帰還(きかん)です。極限(きょくげん)状況での工事でしたが、皆さんが良く頑張って(しの)いでくれました。本当にお疲れ様でした、ご苦労様でした、感謝致します、(うれ)しく思いました。

今回は非常にイイ体験をしました。人間の力ってすごいな~、マンパワーって素晴らしいな~と感心致しました。

危機(きき)管理(かんり)」って何でしょう、「非常(ひじょう)事態(じたい)ってどう乗り切るか」、について色々と考えさせられました。突発(とっぱつ)事故(じこ)での(きん)急工事(きゅうこうじ)はよくありますが、それは短期間で終わりますから集中すれば解決します。しかし、今回のように大きな工事量で長い期間に(わた)る「非常事態」は大変です。そうなると、やはり組織力と体制です。相応の人材(優秀なリーダー)と充分なスタッフが集まらないと事は(おさ)まりません。お(かげ)(さま)でこの度は、応援体制がうまく取れたことと、先に乗り込んでいたリーダー達が、臨機応変(りんきおうへん)(まと)めてくれたことで、事無きを得ました。感謝 感謝です。

今回の経験で学んだことは、わたし達工事会社は常に、予定外や想定外の工事が発生しても対応出来る組織力を持っているということです。それは、普段からギリギリいっぱいの体制で工事をするのでは無く、余力を持った状態で工事を管理し、突発の状況が起こったとしても、対処(たいしょ)出来る常に()きスペースを確保(かくほ)しているということです。


 このように考えてみますと思い出されるのが、「企業とは限りなき利益の追求(ついきゅう)」と言って、()れたタオルを(しぼ)り出すだけでは無く、(かわ)いたタオルまでも搾り出すと言われている、トヨタです。改善にカイゼンを重ねて無駄を無くした、ジャストインタイム方式がいい例です。

稼働率(かどうりつ)を上げるために、在庫を最小限に抑えて、必要な時に必要な分だけ生産するという方式(倉庫も要らない、余分な部品もいらないから非常に生産効率が良い)ですが、これはトヨタさんにとっては最適かもしれないけれど、消費者にとっても同じでしょうか。プリウスが欲しくても納期まで数ヶ月待ちになってしまいます。

稼働率を上げる為に無駄を(はぶ)くのは、短期的に業績を上げるには正しい経営でしょうが、消費者の安くて品質のいい商品をすぐに持ってきて欲しいという要求に応えられてないのではないでしょうか(実際、東北大震災の時には、流通(りゅうつう)経路(けいろ)寸断(すんだん)され、部品が届かなく大打撃(だいだげき)(こうむ)りました)。

お客様の目線に立っていないように思います。社内での努力はとてもされているのでしょうが、「顧客(こきゃく)満足(まんぞく)」という本来の目的からすれば、少しブレているように思われます。


“「ムダ・ムラ・ムリ」を無くしましょう”という動きがありますが、全て完璧(かんぺき)に無くすのではなくて、少しは残して置くべきではないでしょうか。


 利根川(とねがわ)(すすむ)というノーベル生理学者が言っていました。人間の体の中には遺伝子(いでんし)がいっぱいありますが、その中にいい遺伝子と悪い遺伝子があります。そしてその中に、どうしようもない、あってもなくってもどうでもいい、何であるのかわからないような中途半端(ちゅうとはんぱ)な遺伝子がいるそうです。しかし、いい遺伝子と悪い遺伝子とその中途半端な遺伝子が全て組み合わさって初めて大きな力が生まれるそうです。いい遺伝子だけ、悪い遺伝子だけ、いい遺伝子と悪い遺伝子だけでは大した物は出来ないそうです。

例えに、ファッションデザイナーに“コシノジュンコ”さんて(かた)()られますが、ある時ファッションショーに出展するのに、プロジェクトチームを組みました。そのスタッフというのが、ヘアーであれ、化粧であれ、衣装であれ、オーディションで選ばれたすばらしい人ばかり集めて編成(へんせい)しました。利根川さんが言うのに、このチームはすばらしい作品は出来るでしょうが、世の中をあっと言わせるような大ブレイクするようなヒット商品は生まれないそうです。だって、このチームには、あのどうしようもない中途半端なスタッフがいないからだそうです。


 何か心が(なご)んできませんか。世の中に不必要なものは存在しないんですって。いつもボ~ッとしていて、覚えが悪くて、失敗ばかりして、皆に迷惑掛けてもあまり気に掛けない、反省をしないあの人でも、居ないといけないんですって、出番があるんですって、良かったですね(良くないよ、居なくていいよ、居ないほうがいいよイライラする、出番なんて絶対ないって、居なくても必ずブレイクさせるから、お願い、辞めさせて)。


工場の稼働率を7割以上にしないという会社があります。常に空きスペースを確保しておいて、突然の増産(ぞうさん)にすぐ対応できるように構えているんです。不況(ふきょう)前提(ぜんてい)にした経営をしているんです。いかなる時代(じだい)環境(かんきょう)()いても利益の出せる仕組みを確立している会社だと思います。


製造業でマーケティング調査をしない会社があります。調査する時間もカネも勿体無(もったいな)い、頭で考えてもうまくいった(ためし)がない。代わりに早く市場に商品を出しちゃうんです。出せば市場が答えを教えてくれるので、そこから学ぶ方がよっぽどいいそうです。いつもお客様の立場に立って考え、お客さんの要求に応えようとする姿勢がすばらしいと思います。

生産(せいさん)効率(こうりつ)作業(さぎょう)効率(こうりつ)、稼働率、在庫(ざいこ)整理(せいり)、コストダウン、リストラ・・・など等、あまりガツガツしないで、無駄なことも少し受け入れて余裕を持つのも必要なのでは。ゆとりが安全と安心を確実なものにしてくれるのでは。


無用(むよう)()(よう)”といいますように。

無言(むごん)()発言(はつげん)”は効きますよ。

雄弁(ゆうべん)()(ぎん)沈黙(ちんもく)()(きん)”ですもんね。

便(たよ)りのないのは無事の知らせ”とも言いますから。


余裕  ゆとり  遊び   を意識してみましょう。

ピッタリとした洋服より、遊びのある服の方が楽ですもんね。わたしも、家に帰ってパンティーストッキングを脱いで、ブラジャーを外したときホットしますもの・・・!



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