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社長訓話編
 令和2年9月1日の社長訓話です。


 皆さんお早うございます。

波止場(はとば)公園(こうえん)(せみ)()(から)沢山(たくさん)落ちているんです。その()(がら)は、目があって(はね)模様(もよう)がはっきり残っていて足の形もしっかり付いていて精巧(せいこう)にできている一枚皮(いちまいがわ)なんです。

先日、朝早く公園を通りかかった時に、セミの脱皮(だっぴ)のシーンを見たんです。土の中から(なな)めに()い出てきて、ゆっくりと休みやすみ木に登っていきます。3メートル(ぐらい)上がったところで(人に邪魔(じゃま)されない高さ)ピタット木に張り付きます(これで脱皮の準備オッケーです)。体全体を(おお)っている背中の真ん中の上の部分が少し割れてきます(フロントホックは付いていません)上体をせり上げるように(女性がブラウスを()ぐように)上半身から脱げていきます。誰かに見られていると()ずかしがるといけないから、私は木の(かげ)(かく)れて見ていたんです。体の半分以上抜け出した時に、何か人の気配(けはい)を感じたのか後ろを振り向いたんです。()のとき目と目が合ったんです。私見ちゃったんです、この年になって初めて「セミヌード」を。

朝顔(あさがお)”の(たね)()きました。(かべ)づたい(つる)がどんどん()びていきました。葉っぱばかり咲いて中々(なかなか)花が咲きませんでした。待ちに待ってやっと(つぼみ)が開きました。(うれ)しくって近くで(しっかり)り見ようと顔を寄せていったら、花はプイと横を向いたんです、そしたら朝顔が何てったと思います、「見ないで、まだ顔を洗ってないから」(ようこそ、メルヘンの世界へ)。夕方(ゆうがた)になると、“夕顔(ゆうがお)”が夜のお(つと)めに出かけるために化粧(けしょう)をしていました((よる)(ちょう)

朝顔の(まわ)りを蝶々(ちょうちょう)が飛んでいます、普通は何匹か群がって飛んでいます。2匹で飛んでいるのを“蝶(ちょう))”と云います、1匹の場合は“(はん)”と言います他所(よそ)では言わないで下さい)

池の(ほとり)を赤とんぼが沢山飛んでいます。火の()いたタバコを立てにして置きます、()()きた(はい)が2センチ程上に乗っています。トンボは(ひら)ぺったいところには止まらずに(ぼう)のような(とが)ったところに止まります。よって、トンボが近づいて来て、タバコの灰の上に止まりました。トンボが灰の上にのった瞬間(しゅんかん)灰は(くず)れて火の点いたところに当たってしまいました。そのとき、(たし)かではないんですが、トンボの声が聞こえたんです、「アチッ」って・・・・・(気のせいかな~)

若松の料亭(りょうてい)で夕方から宴会(えんかい)がありました。窓の外は一面の海原(うなばら)です。真っ赤な太陽が西の空に(しず)みかけています。夕陽(ゆうひ)平線(すいへいせん)に近づいていき海に沈んだ瞬間(しゅんかん)何となく聞こえたんです、「ジュッ」って・・・・・余所(よそ)で云っても(かま)いません、ほんと、(けむり)も見えたんですから・・・

 

9月3日は、北筑電業の創立(そうりつ)記念(きねん)()です、58周年になります。昭和37年(1962年)に先代社長(吉良政巳)が創業(そうぎょう)致しました。

昭和47年(1972年)の創立10周年の時には、新社屋(しんしゃおく)を建てて盛大(せいだい)にパーティーを(もよお)しました。

その2年後の昭和49年に“オイルショック”という経済危機(けいざいきき)が起きて景気は悪くなりました。昭和51年に1回目の“不渡(ふわた)り”を出してしまいました(2度目の不渡りを出すと倒産(とうさん)なのですが)。債権者(さいけんしゃ)(手形を持っている人)方々(かたがた)が集まって救済(きゅうさい)してくれました。()んなに迷惑(めいわく)()けているんだから、息子のお前を大学に行かせる訳にはいかないと、大学を中退(ちゅうたい)して北筑に入りました、それから46年、現在至っています。

ある人から、「親の犠牲(ぎせい)になるな、お前の人生なのだから、今から先大学を出てないと後悔(こうかい)するぞ学費(がくひ)は俺が出してやるから()めるな、浪人(ろうにん)までしてやっと入った学校だろうが」って言われたのですが、親が悲しむだろうなと思って(あきら)めました。これは(うん)(めい)なんだなと思い、(まよ)いはありませんでした。

58年の歴史の中に、6年間続けて品質事故(ひんしつじこ)を起こしたことがありました。一生懸命(いっしょうけんめい)努力して、真面目(まじめ)(つと)めているのに、何でこんなに運が悪いんだ、と自暴自棄(じぼうじき)になったことがありました。新年の出初(でぞ)めの時に安全祈願(あんぜんきがん)をお願いしている神主様(かんぬしさま)に相談したところ、「確かにあなたの会社の人たちは真面目だし、技術もすばらしいものを持っている、がしかし、そのことを自信満々(じしんまんまん)に思い、俺たちでないとこの仕事は出来ないんだと、天狗(てんぐ)鼻高々(はなたかだか)なっていい気になる)になっているんではないですか」と指摘(してき)されました。「工事会社ですから工事の安全や品質の安全に努めるのは当たり前ですが、その上に精神的な面も取り入れたらどうですか」とアドバイスを受けました。大いなるものに対して謙虚(けんきょ)になり、起こってくる()(しょう)に対して感謝し、感謝することにより至らなかったことに対して反省が生まれます。反省することにより心改(こころあらた)めて変わっていきます。これが成長です(成人していきます)。結果に対して“うぬぼれ”があると感謝しません。感謝しないと反省しません。反省しないと現状維持(げんじょういじ)で成長しません、(いず)(かべ)にぶつかって()()まりになります。

それを()()けに毎月1日に安全(あんぜん)祈願(きがん)をするように致しました。単なる“神頼(かみだの)み”ではありません、真面目に仕事に取り組み、努力することを(ちか)い、素直(すなお)謙虚に「工事と品質の安全をお願いすることにしました

(しゃ)(くん)を「真面目」にしたのは、真面目の意味に、“真剣(しんけん)態度(たいど)”ともう一つ“まごころのあること”というのがあったからです。工事屋(こうじや)はまず、骨身(ほねみ)()しまずに、陰日向(かげひなた)なく働くことが大事です、これが真剣な態度です。そして、「働くとは(はた)(はた)(らく)にさせること」と言われるように、相手を思いやり気遣(きづか)うことが、共同(きょうどう)作業(さぎょう)上手(うま)くやっていくには大切なことなんです。それがまごころがあることなんです。

元旦(がんたん)の日の出を(おが)む人はいても、大晦日(おおみそか)夕日(ゆうひ)を拝む人はいないでしょう」と云われましたので、年末に、一年無事(ぶじ)に感謝して、「安全(あんぜん)成就(じょうじゅ)」の御礼(おれい)をさしていただいています

 

「商売は高く買って安く売る」をモットーとしています。物を買う時に値切(ねぎ)ったりしないで、相手の()()どうりで買ってあげれば、良い物がたくさん集まります。そして売る時には、企業(きぎょう)努力(どりょく)として、社内皆んなで知恵(ちえ)(あせ)を出して、コストを少しでも安くして売ると、お客様は喜んで買って下さいます。その少ない差益(さえき)で商売をする訳です。“高く買えば物集まる、安く売れば人集まる”、この物と人が集まれば事業は上手くいくに決まっています。安く買って高く売ろうと、(よく)(かわ)()()って商売をするから、物も入らず人も逃げていくのです。

“自分よし、相手よし、世間よし”の「三方(さんぽう)よし」の精神です。社会貢献(しゃかいこうけん)すると利益は後から付いて来る。動機(どうき)(ぜん)なりや、私心(ししん)なかりしか”。自分の利益や都合(つごう)格好(かっこう)などに(とら)われず、自分の心、自己中心的な発想で仕事を進めなければ、必ず成功するのです。

 

 “企業は人なり”まさしく“工事会社は技術者なり”です。技術者を大事にするから「終身(しゅうしん)雇用(こよう)」です。技術者は現場経験によって実力がついてくるから「年功(ねんこう)序列(じょれつ)です。工事は団体競技だからチームワークが大切、“人の100歩より、1人1歩ずつでの100歩”が大切です。だから“成果(せいか)主義(しゅぎ)”ではなくて、底上(そこあ)げして皆んなで築きあげる「護送(ごそう)船団(せんだん)方式(ほうしき)」です。

工事屋は昭和も平成も令和も変わりません。変わったのは、機械や工具や材料が新しくなっただけです。技術者は昔も今も、頭は1つ、手は本、目は2つ、耳も2つ、いらないことをべらべら(しゃべ)らないように口は1つです。

「現場第一主義」を貫徹(かんてつ)する。北筑に入ってから46年、現場一筋(げんばひとすじ)に歩んできました。私は大学を中退したけれども、日本工事大学の現場学部、現物学科を首席(しゅせき)で卒業しました。

工事会社のモットーは“仕事は一度で終わらせる”ことです。度で終わらせるということは、早く、安く、きれいに出来上がります。もう一つ忘れがちなのが、工事屋(職人・技術者・プロフェッショナル)のプライドを保つことです(ドヤ顔になる)。一度で終わらせるには、段取りが勝負。段取りを上手くするには、現場を見て、現物を揃えて、現状を認識しなければいけません((さん)現主義(げんしゅぎ)です)。自分の足で現場に行くことから(すべ)てが始まります。皆さん気張りましょう!!

 



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