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社長訓話編
 令和3年5月7日の社長訓話です。


 皆さんお早ようございます                                                           

今日は、○畑さんの結婚(けっこん)(いわ)いを(わた)します。まずは会社からです、次は社員一同からです。パチ パチ パチ パチ パチ。それでは一言(ひとこと)お願いします、「二回もありがとうございます」(笑い)、「初心(しょしん)(もど)って(がん)()ります」 パチ パチ パチ。

(うれ)しいせがあります。工事会社としては“(ほま)れ”なことです。

平和通(へいわどお)りライトアップ照明(しょうめい)設置(せっち)工事(こうじ)」に()きまして、非常(ひじょう)好評(こうひょう)で、官庁(かんちょう)検査(けんさ)で“指摘(してき)事項(じこう)なし”で無事(ぶじ)()わりました。「北九州工業高専(きたきゅうしゅうこうぎょうこうせん)ライフライン((でんき)設備(せつび)再生(さいせい)工事(こうじ)」に於きまして、<評定(ひょうてい)(こう)(もく)(べつ)評定点(ひょうていてん)>の中の“出来(でき)ばえ”と“創意(そうい)工夫(くふう)”が100点満点(まんてん)でした。“評定点(ひょうていてん)合計(ごうけい)”でも、72.8点の高得点(こうとくてん)でした。工事会社で、(ぎじゅつ)品質(ひんしつ)()められることは最高(さいこう)(よろこ)びです、ご苦労(くろう)さまでした。

○○開発(かいはつ)○○火力(かりょく)発電所(はつでんじょ) タービン性能(せいのう)関連(かんれん) 計装(けいそう)工事(こうじ)」に()きましては、ゴールデンウィーク連休中(れんきゅうちゅう)(4月25~5月3日)の工事で、突発(とっぱつ)工事が発生(はっせい)したにも(かか)わらず、スピーディーに綺麗(きれい)仕上(しあ)げてもらって、(たす)かりました」と(れい)言葉(ことば)をいただきました。工事屋(こうじや)価値(かち)は、想定外(そうていがい)の工事が(はっ)(せい)した時の対応力(たいおうりょく)だと思います。経験値(けいけんち)(もと)づいた瞬時(しゅんじ)判断(はんだん)技術力(ぎじゅつりょく)(こう)動力(どうりょく)()()です。

○○火力工事に(つづ)いて、連休返上(へんじょう)で「○○○地熱(ぢねつ)発電所(はつでんじょ) 復水器特殊計測計器撤去工事(ふくすいきとくしゅけいそくけいきてっきょこうじ)」に着手(ちゃくしゅ)ました連休中(5月1日~5日)にも拘わらず(はや)めに()()んだので、予想外(よそうがい)問題点(もんだいてん)発覚(はっかく)して、対応(たいおう)(かい)(けつ)できたので、連休明(れんきゅうあ)けは余裕(よゆう)もって工事を(すす)めています(早く行ってて、ヤレヤレでした)。

このように、工事は順調(じゅんちょう)に進んでいます。(わか)(かた)中堅(ちゅうけん)、ベテランと、それぞれの世代(せだい)の人たちが、その持ち場(もちば)立場(たちば)(わきま)えて仕事をこなしています。期待通(きたいどお)りに順調(じゅんちょう)成長(せいちょう)してくれています、微笑(ほほえ)ましい限りの状況(じょうきょう)です。

だいぶ以前(いぜん)から取り組んでいる“ローテーション制度(せいど)多能工(たのうこう)育成(いくせい)制度)”が(こう)(そう)したように思われます。特定(とくてい)職種(しょくしゅ)を長く続けて、スペシャリスト育成(いくせい)するのではなくて平均的(ちゅう)(じょう)()(じゅつ)(しゃ)沢山(たくさん)(そだ)てることを目指(めざ)しています護送(ごそう)船団(せんだん)方式(ほうしき)()()えのない人(スペシャリスト)(たよ)っていてはよろしくありません。その人が何かの事情(じじょう)()られなくなったとしても、仕事には支障(ししょう)のない体制(たいせい)を作って置かなければいけません。ローテーションによるダイバーシティ(多様性(たようせい)受容(じゅよう))を充実(じゅうじつ)させたいと(ねが)っています。

何かに()()場合(ばあい)、それが上手(うま)く行くのか駄目(だめ)なのか、成功(せいこう)するのか失敗(しっぱい)するのか、当初期待(とうしょきたい)していた結果(けっか)になるのか、それは(さき)になってみないと皆目(かいもく)()かりません。長い時間を掛けて失敗と改善(かいぜん)()(かえ)しです。その結果(けっか)が今の現状(げんじょう)だとすれば、今までの()(かた)間違(まちが)いではなかったように思われます。

新しい仲間(なかま)昨年(さくねん)は3人、今年(ことし)は3人(くわ)わりました。今までの良かった事を継承(けいしょう)して、じっくり時間を掛けて、次の世代(せだい)(にな)う技術者を育てて(もら)いたいと思います。

 

先輩(せんぱい)が新入社員を育成しよう」。これは新しい(かた)たちの努力だけでは実現(じつげん)しません、先輩の方々(かたがた)(たん)(せい)を込めた指導(しどう)不可欠(ふかけつ)です。(まな)(がわ)努力(どりょく)(おし)える側の愛情(あいじょう)のコラボレーションです(な~んちゃってです)。

1)  「学ぶ姿勢(しせい)を学ばせよう。教えられないから分かりません、教えてもらったことがないから出来まんでは、実際(じっさい)業務(ぎょうむ)には(やく)()ちません。学ぶ側が(もと)めるから、その姿勢に対して、上司(じょうし)から、先輩から、お(きゃく)んから教えてもらえるのです。学ぶ側が積極的(せっきょくてき)に求める意欲(いよく)をみせるから、教える側もそれに引かれて教えやすくなります。何か言っても反応(はんのう)が無い人、教える(ほう)もぞんざいになり良くありません。

2)  「分からない事はどんどん聞くことを教える」。新入社員は聞くことが仕事です。新人は「経験がない、分からない、やったことがない、知らない」のないないづくしです。分からないことを毎日(まいにち)ノートに記入しましょう、先輩は分からないことに(こた)えてあげて下さい。分からないことが()ずかしいんじゃなくて、分からないことを質問(しつもん)しないで、分かった()りをするのが恥ずかしいんです。「()くは一時(いっとき)(はじ)、聞かぬは一生(いっしょう)の恥」という格言(かくげん)があります。

3)  失敗(しっぱい)(おそ)れずにやらせよう」。“やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は(うご)かじ”連合(れんごう)艦隊(かんたい)司令(しれい)長官(ちょうかん)山本五十六(やまもといそろく)名言(めいげん)です。(むかし)戦時中(せんじちゅう)言葉(ことば)ですが、今でも充分(じゅうぶん)通用(つうよう)します。まずは先輩がやって見せるということ(あーしなさい、こーしなさいじゃなく)、言って聞かせ、これは注意(ちゅうい)です(ここら(へん)がポイントだよ、これには気を付けてね)。そして、させてみるんです。やらせてみて、上手(うま)くいけば()めて上げなければ、人は動かないというか、その気にならないですよということです。先輩の中に、失敗を恐れるがために()らせない人がいますが、遣らせずして、いつ学ぶことが出来るのでしょうか。失敗からしか人は育ちません。失敗からノウハウは生まれるのです(私の長い人生は失敗の連続(れんぞく)です。ただ、同じ(あやま)ちは2度としないように心がけてきましたが・・・)、どんどんやらせて下さい。(ただ)致命的(ちめいてき)な失敗は自信(じしん)(うしな)うことになりますから、小さな仕事、フォローアップできる仕事からどんどんやらせて下さい。上手くいけば褒めて上げて下さい。失敗したら、どうしてなのか、どこが(わる)かったのか、失敗した原因(げんいん)追究(ついきゅう)してお(たが)いに話し合って、よく分からせて(さい)チャレンジさせて下さい。

4)  事前(じぜん)報告(ほうこく)意見(いけん)具申(ぐしん))を言わせよう」。報告には、事前・中間(ちゅうかん)終了(しゅうりょう)異常(いじょう)の4つがあります。事前報告とは提案(ていあん)することです。経験がないから事前報告は出来ないんじゃないかと言われますが、言われたことだけやっていればいいという人はダメなんです。こういう事をやらせていただきたいんですがと提案する。(さき)()んで何かをやらせてくださいとお願いする。そこには、初めての経験の中ですが、自分で何かをしよう考えていますよね、その姿勢や動きが大切なんです。“空気を読む”とか“先を読む”などと()いますが、(たと)えに、(むかし)不良(ふりょう)グループの中に“パシリ(使(つか)(ばし)り)”というのがいました。番長(ばんちょう)からタバコ()って()いと言われ、お(さつ)(もら)って買って来ます。そのままタバコを(わた)すのではなく、タバコのセロハンをはがして、(ふう)を切って、タバコを一本取り出して口に(くわ)えさして、ライターで()をつけるまでが一連(いちれん)の使い走りです。そしてお()りを渡すと、「おーお(まえ)()()くの~、釣りは取っとけ~」と“先を読む”とパシリは(もう)かるのです。

5)  生活(せいかつ)態度(たいど)を変える」私生活(しせいかつ)と仕事は関係ないように思われますが、人間(にんげん)そんなに器用(きよう)ではないので、普段(ふだん)の生活態度が仕事にも(あらわ)れてきます。やはり社会人(しゃかいじん)になった(わけ)ですから、()だしなみ(相手(あいて)(たい)して不快感(ふかいかん)(あた)えないような言動(げんどう)服装(ふくそう)のこと)を考えて、相手への配慮(はいりょ)敬意(けいい)必要(ひつよう)ですから、毎日の生活態度を少しづつ変えることが大切(たいせつ)になります。例えば、1日の内10分だけ、意識(いしき)して変えたとすれば、1ヶ月で300分・5時間です、1年で60時間変えたことになります。社会人生活50年ですから、毎日意識して変えた人と変えなかった人との差は歴然(れきぜん)です。毎日朝の5分、帰る前の5分、その日の出来事や教えてもらったことや感想(かんそう)を、ノート(マイノート)に記入することをノルマとしてはいかがでしょうか。

6)  挨拶(あいさつ)などの基本(きほん)動作(どうさ)を教える」。新入社員によく言う言葉に“仕事は出来(でき)ないんだから、挨拶ぐらい大きな声を出しなさい”と。新人がまず第一に覚えることは、基本動作を身につけることです。大きな声で挨拶をして、返事(へんじ)ハッキリとして、服装をキチンとして、言動をキビキビとして、(たい)()(さわ)やかで、行動(こうどう)がテキパキしていれば、先輩や上司やおさんが好感(こうかん)を持つようになります。好感を持つと可愛(かわい)がられます。可愛がられると教え方も丁寧(ていねい)になり、親身(しんみ)(せっ)してくれて、(おぼ)えも早くなり、アドバンテージを()優等生(ゆうとうせい)になります(成長(せいちょう)見込(みこ)まれ、未来(みらい)明るく、将来(しょうらい)に夢が持てます)。(ぎゃく)(きら)われると、シカト(無視(むし))されて、ほっとかれます(さび)しくて(つら)いです、()きたくなります)

7)  報告(ほうこく)連絡(れんらく)相談(そうだん)積極的(せっきょくてき)に求めること」。仕事の中は、基本的(きほんてき)にはOJT(Onthe job Training)(仕事を(つう)じての教育(きょういく)訓練(くんれん))です。連絡というのは、ある人か()けた事実(じじつ)を、次の人にその事実のままに(つた)えることです、自分の意見(いけん)は入れてはいけません。報告というのは、事実は同じなんですが、それに対して、自分ならこうした方がいいとか、こう思いますとかいう、自分の意見を入れた場合が報告になります。相談というのは、人生(じんせい)相談のように、何か(まよ)っている時や分からない時に、(だれ)かに意見を聞くわけです。ここで大切なのは、事前相談をするということです。「何々をしようと思うのですがどうですか」という言い方になります。「何々をしたんですけれどもよろしいでしょうか」というのは、事前相談じゃないんです。何かをしてしまっている訳ですから、先輩もカチンときます、もうやったんだから相談も何もないじゃないか」となるわけです。()くまでも、()()決定(けってい)する前に相談することが大切です、先輩を(おこ)らせてはいけません(可愛(かわい)くないからです)。

8)  (うし)姿(すがた)で育成せよ」。先輩にお願いしています、率先垂範(そっせんすいはん)模範(もはん)を示して下さい」と。子供の教育の中に「子供は親の“言う通り”にはならないが、“する通り”になる」というのがあります。子どもは親のしていること(後ろ姿)を見て育ちます。それを聞いて、ある母親(ははおや)が、背中(せなか)黒板(こくばん)()()って、その中に「早くしなさい!」って書きました(笑)。新人は先輩の行動を真似(まね)するんですから、先輩は自分の先輩に対して、新人の手本となる行動を取らないといけません(先輩、新人はシッカリと見てますよ)。

9)  絶対(ぜったい)に会社の中傷(ちゅうしょう)批判(ひはん)をしてはならない」。純真(じゅんしん)な新入社員にマイナスなイメージを持たせることは(つつし)みましょう。上司の悪口(わるくち)や会社の中傷は(ひか)えましょう。愚痴(ぐち)不満(ふまん)横行(おうこう)する環境(かんきょう)はよろしくありません。先輩は、明るく元気な職場(しょくば)を作って新しい人を(むか)えて上げてください。

10)  将来(しょうらい)(ゆめ)、会社のビジョンをしっかり伝えよう」。先輩がを語って下さい。(とお)い将来の夢に期日(きじつ)を入れると、いついつまでにという目標を入れると“ビジョン”になります。3年後、5年後、10年後と、いつまでに実現(じつげん)させると期日を入れると、より夢が(かな)いやすくなります。期日を入れないと、おぼろげな“夢うつつ”になります。

 

 新入社員の方々にお願いがあります。最初から良い習慣(しゅうかん)を身につけるといいと思います。(とく)にお(すす)めは、メモを取ることです。現場にはメモ(ちょう)を持って行って書き込んで、帰ってきて大事(だいじ)なことは大きなノート(マイノート・永久(えいきゅう)保存版(ほぞんばん))に書き写します(朝5分、夜5分)。「忘却(ぼうきゃく)曲線(きょくせん)」というのがありまして、今日(きょう)話したことは、明日(あした)になると70(わす)れているそうです。メモを取っているとまた思い出します。

現代人(げんだいじん)にとっては、メモを取るよりも、スマホで記録(きろく)したほうが早いのでは、と考える人が多いと思いますが、()文字(もじ)()くことは(のう)活性化(かっせいか)させます。その理由(りゆう)は、文字を書くには、手を使い、ペンを(にぎ)ることで指先(ゆびさき)繊細(せんさい)に動かすため、脳はとても集中(しゅうちゅう)します。一方(いっぽう)で、パソコンやスマホに文字を打ち込むときは、指先で()まった法則(ほうそく)(したが)って動かせばいいだけなので脳は(はたら)きません(NOです)。

手で文字を書くことの利点(りてん)が3つあります。1)集中力(しゅうちゅうりょく)()。2)自分の思考を言語化(げんごか)して脳が働く。3)記憶力(きおくりょく)維持(いじ)定着(ていちゃく)効果的(こうかてき)

(わか)(うち)は記憶力はいいんですが、書くことによってより記憶力が増して、維持・定着します、なお()記録(きろく)として(のこ)りますから、一石(いっせき)二鳥(にちょう)(おに)金棒(かなぼう)弁慶(べんけい)機関(きかん)(じゅう)・ランボーにマシンガン)です。

新人が()めないで定着するための最高(さいこう)条件(じょうけん)毎年(まいとし)新入社員が入ることです。先輩をシャキットさせるにはすぐ(した)後輩(こうはい)れることです学生時代(がくせいじだい)を思い出して見てください。1年生と3年生は話しづらいところがありますが、すぐ上の2年生が居るから助かります。社会人になっても、1(いっ)級上(きゅううえ)の先輩が話し(やす)いです。働きやすい職場環境(しょくばかんきょう)が理想です。

今後(こんご)は、少子化(しょうしか)労働(ろうどう)人口(じんこう)減少(げんしょう)、それに(ともな)って技術者不足(ぎじゅつしゃぶそく)見舞(みま)われます。毎年切れることなく、新しい人を迎え入れて、直営(ちょくえい)社員(しゃいん)を増やして、技術者を育成して行きたいと考えています。

 

東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)から10年が()ちました。○○県○○県海岸沿(かいがんぞ)いを見ると、地盤(じばん)のかさ上げ工事が終わり、巨大(きょだい)防潮堤(ぼうちょうてい)完成(かんせい)した地域(ちいき)目立(めだ)ちます。()()えず防災(ぼうさい)対策(たいさく)は取った、ということでしょうが、巨大な防潮堤によって、美しい海が見えなくなったという不満(ふまん)があります。何時(いつ)、また来るか分からない地震(じしん)津波(つなみ)のために、自然(しぜん)景観(けいかん)阻害(そがい)することになっています。これは、生命(せいめい)(まも)るためには、()(かた)の無いことなのでしょうが、やるせない気持ちになります。

今、○○電力○○原子力発電所の工事に着手(ちゃくしゅ)していますが、その○○町に行って「こんな(まち)づくり」もあるんだとビックリしました。JR○○駅()()つと、新装(しんそう)になった商店街(しょうてんがい)(おく)(うみ)が見えるんです。防潮堤によって海が見えなくなった地域(ちいき)が多いだけに、これは感動的(かんどうてき)でした。

どうして、海が見える街づくりが出来たのか不思議(ふしぎ)でした。それは、街を三段階(さんだんかい)に分けたからです。(てい)()公園地区(こうえんちく)中段(ちゅうだん)の商店街、それに、大津波(おおつなみ)が来ても大丈夫(だいじょうぶ)高台(たかだい)住宅(じゅうたく)地区(ちく)です。

海岸沿いの公園地区は、津波が来れば海水(かいすい)()かることを前提(ぜんてい)整備(せいび)されています。巨大な防潮堤で津波を(ふせ)ごうというわけではありません。津波警報(つなみけいほう)が出たら()げればいい、というわけです。公園地区より一段高(いちだんたか)場所(ばしょ)道路(どうろ)(はし)っていますが、これが(じつ)は防潮堤なのです。海岸に降りて()(かえ)ると、防潮堤の上を自動車(じどうしゃ)()()しています。これなら防潮堤圧迫感(あっぱくかん)がないということです。この防潮堤が目立(めだ)たない形で中段の商店街を守っているわけです、すごいアイディアだと感心(かんしん)しました

その先に、「シーパルピア○○」と名付(なづ)けられた商店街があり、レンガを()()めた歩道(ほどう)両側(りょうがわ)に広がります。これは木造平屋(もくぞうひらや)長屋(ながや)方式(ほうしき)です。「いずれ巨大な津波が来たら商店街は流されてしまう。そのときに、すぐに建て替えられるように木造にした」そうです。大自然(だいしぜん)には()てない。巨大な津波が来たら、また建て替えればいい。これぞ発送(はっそう)転換(てんかん)です。さらに長屋の商店街に入る店は、いずれもテナントです。個人(こじん)所有物(しょゆうぶつ)ではないので、経営者(けいえいしゃ)高齢化(これいか)して店を()めるなどのシャッター(どお)りを作らない工夫(くふう)です。テナントなので、どこかの店が営業(えいぎょう)()めれば、(べつ)の店が()わって入ります。(つね)にどの店も営業を続けているのでシャッターは()りないのです。

「大津波が来たら、建て替えればいい」というくらいですから、津波警報が出たら、商店街の人たちも一斉に高台に避難(ひなん)します。そのための避難訓練(ひなんくんれん)()ねた(もよお)しが「津波(つなみ)伝承(でんしょう)○○(ふっこう)幸男(おとこ)」レースです。高台のゴールに向けて、男たちが一斉に()()がって一番(いちばん)()りを(きそ)います。これを毎年(まいとし)(つづ)けていれば、津波の被害(ひがい)伝承(でんしょう)することができるというわけです。すごいアイディアです。

○○の街づくりは、なぜうまくいったのか。そこには、10年前のまちづくり会議(かいぎ)で「還暦(かんれき)以上の者はまちづくりに口を出すな」というものでした。復興(ふっこう)には10年、20年と時間がかかる、その時はもういないかもしれない年寄(としよ)りは口を(つつし)み、若い者に(まか)せるべきだ、といことなのです。

今、○○町には、他県(たけん)から移住(いじゅう)してくる人が出て来ています。若者を引き付けるには、若者がまちづくりをしなけらばならないようです。

自然(しぜん)に対しての畏怖(いふ)、自然との共生(きょうせい)、人間の貪欲(どんよく)慢傲(ごうまん)にブレーキを掛けなければいけないのではないでしょうか。


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