1)立ち止って“お早うございます”45°曲げ挨拶
(部下・目下)立ち上がって・向き直って
“お早うございます”45°曲げ挨拶
(上司・目上・同僚)向き直って
“お早うございます”45°首曲げ挨拶
2)立ち止まって“お先に失礼します”45°曲げ挨拶
(部下・目下)立ち上がって・向き直って
“お疲れさまでした”45°曲げ挨拶
(上司・目上・同僚)向き直って
“ご苦労さまでした”又は“お疲れさまでした”
3)(部下・目下)直立不動、目を見て話にうなずいて聞く
(上司・目上・同僚)リラックスして顔を見て話にうなずく
4)歩行中は立ち止まって挨拶する
5)上司、目上の人には敬語を使う。ことばの終わりに“れる”を
つける(来られる、言われる、聞かれる、される・・・・・)。
[解説]
1)、2)、まず立ち止まる(動きながらでなくって)。“お早ようございます”と言って(相手に気づかせる)、一呼吸ひとこきゅうおいて(相手がこち
らを向いたら)、45°曲げ挨拶(60°では緩ぬるい)。発声と挨拶が同時では意味がない。きびきびとした態度直立不動[まっすぐ立って身動きしないこと]で効果こうか覿面てきめん[効果がすぐにあらわれるようす]、好感度倍増です。
3)、しゃきっと立って、目を逸そらさず、確しっかり聞いていることを表す為に相槌を打つと、相手がとても話し易やすくなり、雰囲気が和なごみます、好印象こういんしょう請合うけあいいです。
4)、歩きながら“こんちゃっ~す”は戴けません。擦すれ違う時に、横に下がって道を譲ゆずり、姿勢を正して真まっ直すぐに立って、深々と頭を下げると引きます[相手がビックリする]よ。上司好み(特に年配の方)で、可愛かわいがってもらえますよ、ご贔屓[特に引き立ててくれること]にしてくれますよ、ご寵愛[身分の高い人が特別に愛すること]間違いなしです。
5)、小学生の頃“先生が来た”と言って怒おこられたでしょっ。先輩や上司や目上の人を敬うやまうって[礼儀正しくふるまう]尊たっとぶば[尊敬してたいせつにする]なければいけません。自分の立場を弁わきまえるえて[よく知っている]、自分を低く謙虚[ひかえめで、えらぶったりしないようす]に振る舞うことが大切で
す。挨拶(言葉・態度・仕種しぐさ・振る舞い)は、人間関係を円滑[ものことがなめらかに、すらすらと運ぶようす]に進める上に、最も重要な要素です。
挨拶の意味をしっかり意識して、大きな声で、機敏きびん[行動がすばやいようす]な態度で、スームズな仕種で、カッコイイ振る舞いを身に付けましょう。