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社長訓話編
平成30年2月5日の社長訓話です。


 皆さんおはようございます。

 インフルエザが猛威(もうい)(ふる)っています。パンデミック感染症(かんせんしょう)の全国的・世界的な大流行)や丁度(ちょうど)100年前の「スペイン風邪(かぜ)」を思い起こさせるような流行です。今年は3種類のウィルス型、B型、香港A型)があって、続けて(かか)る人もいるそうです。昨年の流行語大賞は「インスタ()え」でしたが、今年の流行性(りゅうこうせい)感冒(かんぼう)は「インフル()え」ですかね。長田さんが言ってました「インフルエンザに罹るか罹らないかは、気持ちの問題ですよ」って、成人式の女の子から気合を入れられました。一昨年、インフルエンザに罹った人に始末書を書いてもらいましたが、「(つみ)(ばつ)」改め「風邪と始末書」な~んちゃって。

 

 「アマゾン」というネット通販会社が猛威を奮っています。2000年にアマゾンの「ネット書店」が日本に上陸して18年が()ちました。21,000店あった書店は半分近くに減少しました。レンタル市場も影響を受け、レンタルのTUTAYAの店舗(てんぽ)は減少しています。今では、アマゾンで雑貨、家電、アパレル、生鮮(せいせん)食品、玩具(がんぐ)など“何でも買える”。わざわざ郊外の量販店(りょうはんてん)に車で遠出しなくても、家にいながらショッピングできるし、どんな商品でも配達までしてくれる。この便利さは一度体験してしまうと病みつきになってしまう。しかも、安い。普通そんなに便利ならば、価格が割高ではないかと思われるようですが、むしろ実存する店舗より安い。配達料が高いのではないかと思われがちですが、「アマゾンプライム」というサービスに入れば、配送料は基本的に無料、「お急ぎ便」「お届け日時指定便」が使い放題、年会費3,900円を納めれば、「プライム・ビデオ」(話題のヒット映画や人気のドラマが()放題(ほうだい))、「プライム・ミュージック」(100万曲以上のヒットミュージックが()き放題)、「プライム・フォト」(写真を容量無制限で保存できる)などのサービスを受けられる。ショッピングだけではなくて、レンタルビデオ屋やデジカメなどの機能まで果たしてくれます

 アマゾンCО(最高経営責任者)のジェフ・ベゾス氏は、利益(りえき)度外視(どがいし)ではないかというほどにサービスの充実に力を入れる経営者なので、それがまた顧客(こきゃく)のアマゾン依存を加速させるんです。徹底的に「顧客」しか見ていない経営者で、顧客にとってどんどん便利になるサービスを作って、それでお客さんがお金を使ってくれれば、今度はそのお金を使って一円単位までお客に還元(かんげん)していく。そいうことをずっと続けるからお客がついてくる。(かゆ)い所に手が届いて、()(ぜん)()(ぜん)で、(いた)れり()くせりで、人間は便利さには勝てない生き物です。この経営者、この商法、このサービスは凄過(すごす)ぎてヤバイ。アマゾンの便利さを知ってしまった人は、その便利さから離れられなくなってしまう、使えば使うほどどっぷり()かってしまう。

 例えば、書籍の仕組みで考えてみます。今までの経路は、本の著者(ちょしゃ)が印刷会社にみます、出版社が取り(まと)めて小売業仲買(なかがい)して書店に本が並びます、そしてお客さんは書店で本を選んで買います。アマゾンの場合は、本を直接印刷会社から仕入れて、配送業者がお客さんに配達します。当然、仲買業者(出版社、小売業者、書店)を(はぶ)いているので、中間マージンやお店や人件費が節約できて、アマゾンの方が安くなります。結果出版社、小売業者、書店はいらなくなります。業者の倒産(とうさん)や店舗が閉鎖(へいさ)することで雇用(こよう)機会(きかい)(うば)われたりして、社会全体の仕組みが大きく変革することになります。

 “安くて早い”(“(うま)い”まではありませんが)は魅力的ですが、さらに“便利”・“(らく)がつきます

 例えば、ファッション系の「360度動画」があります。一般的なネットショッピングでは販売する商品の画像を()せるだけですが、アマゾンではその製品を360度の全方位から見た動画を掲載(けいさい)している。アマゾンはそのためにわざわざ巨大なスタジオを作って、多くのスタッフを(やと)って、莫大(ばくだい)数の商品の動画を撮影(さつえい)しまくるわけです。わざわざアパレルショップに行って試着(しちゃく)しなくても、「360度動画」を見て服を買うのが当たり前になる能性がある。これはユニクロなど既存(きぞん)アパレルには脅威(きょうい)になるでしょう。

 書籍、レンタルビデオ・CD、家電、アパレルの次のターゲットは生鮮食品です。「アマゾン・プライム・ナウ」というサービスは、注文から数時間で冷凍食品やチルド惣菜(そうざい)を届けてくれます。「一人世帯」や忙しいビジネスマンにはまさに打ってつけです。生鮮食品の全てが当日配送できるようにしたり、逆にネットで注文しておいた商品をリアル店舗に行けばそのまま受け取ことを目指(めざ)している。

 「アマゾン・ゴー」は無人コンビニで、買い物客は自動改札機のようなゲートにスマホをかざせば固体(こたい)認証(にんしょう)されて入店できる。陳列(ちんれつ)(だな)から商品をカゴに入れて店を出るだけ。それで自動的に会計されて、スマホにレシートが送信されます。レジに並ぶ必要もないし、おカネを出し入れする必要もなくなります(さい)()を持ち歩かなくなる、スリは失業します)。無人店舗化していくことによって浮いた人件費などのコストをまた消費者に還元していくことになります。

 「アマゾンエコー」は、それに向かって話しかけるだけで、アマゾン上で注文してくれたり、音楽を再生してくれたり、天気予報まで教えてくれる。さらに、話し相手にもなってくれて、相談に乗ったり、()()も聞いてくれる、便利すぎて(こわ)い。いまや買い物も生活もアマゾンなしでは暮らせないという人が増えている。アマゾンの利便性(りべんせい)は宅配サービスの飛躍的(ひやくてき)な向上の賜物(たまもの)です。消費者に「店に行くよりもアマゾンに頼んだほうが安いし早い」という感覚を確実に植え付けました。

 戸畑の中本町商店街が、スーパー「サティー」に食われてシャッター街になりました。その(あと)「サティー」がショッピングセンター「イオン」に乗っ取られましたように、「アマゾン」が「イオン」を淘汰(とうた)してしまう未来があるかもしれません。そうなると、都市全体がシャッター街のようになってしまう危険性があります。シャッター街が増えていくと、大型商業施設もやや遠い地域では、物が買えずに困る高齢者(こうれいしゃ)(買い物難民(なんみん))が増えています。逆接的な話だが、もし都市で買い物難民が増加していけば、消費者はますますアマゾンのネット通販に頼らざるを得なくなっていきます。もし、自然災害(地震・津波・台風・豪雨(ごうう)豪雪(ごうせつ)など)や交通事故で物流(ぶつりゅう)が止まったり、技術的なトラブルが発生してアマゾンのサービスが利用できなくなってしまったら、私たちは本当の「難民」になってしまう(おそ)れがあります。

 アマゾンは「徹底的(てっていてき)にムダを省き、効率化(こうりつか)る」・「顧客第一主義」というスローガンのもとに、利用者の支持を得ています。確かに利便性は大切だが、もしものときに私たちの生活を脅かすことがあると考えると、恐ろしいことのように思われます。
 アマゾンは動機が不純。アマゾンは日本に税金を払っていない(パナマ文書やパラダイス文書で発覚)。物流で商売している企業が税金を納めないのは理不尽。物流で使用している道路・橋・トンネル・信号機・標識・ガードレール等は全てその国の税金で作られている。
 莫大(ばくだい)な利益を上げながら、しかるべき税金を納めない「タダ乗り」状態は駄目(だめ)、許せません。
 こういう不届(ふとど)(もの)成敗(せいばい)するのに一番効果があるのが、良識(りょうしき)ある消費者による「不買(ふばい)運動(うんどう)」です。これしかない。
 てめえたちゃ人間じゃない、たたっ()ってやる(もも)太郎(たろう)(ざむらい))。桃太郎に(あか)(おに)退治(たいじ)をしてもらいましょう。鬼は~外 鬼は~外 アマゾンをジャングルに追いやりましょう。 ジャン グル




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