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社長訓話編
平成27年12月1日の社長訓話です。


 皆さんお早ようございます。

花田さんに結婚のお祝いを渡したいと思います。会社からと社員からの分です。おめでとうございます。 パチ パチ パチ

花田さんはすばらしい声の()(ぬし)で、ウルトラ駅伝のPRコーナーでは、キタキュウマンの声を担当していただきました。

花田さんは、北筑53年の歴史の中で唯一(ゆいいつ)の人なんです。北筑社員としての3代目なんです。花田さんのお(じい)さんは、創業者(そうぎょうしゃ)である初代社長の片腕(かたうで)で、北筑を(おこ)した時()役者(やくしゃ)あります。渡辺(わたなべ)利光(としみつ)さんと言いまして、知っているのは私と畑中さんぐらいですかね(いかにも、年功(ねんこう)序列(じょれつ)終身(しゅうしん)雇用(こよう)の北筑を表していると思います)。とても仕事に(きび)しい方で、昔は高速カッターで切断(せつだん)していたのですが、今のようにバンドソーで(うす)く切れなくて、高速カッターの刃が厚いから、ケガ線の内側で切ったか外側で切ったかで(おこ)られました。“技術の北筑”の(いしずえ)(きず)かれた方でした。そのDNA()()いだ花田さんに(きたい)したいものです。

「マルチタスク」という言葉があります。マルチ人間とか言われて、同時に他のことも一緒に出来る人のことです。

今までは、マルチタスクをこなす人は、何か特異(とくい)な能力があるに違いないと考えられていました。

ある大学で、マルチタスクについての調査研究が行われました。頻繁(ひんぱん)にマルチタスクをこなしている学生と、そうでない学生の二つのグループに課題(かだい)が与えられました。前者の方が良い結果を出すだろうと予測(よそく)されていたのですが、結果は、彼らはすべての評価基準で成績が下回(したまわ)ったのです。理由は、彼らはあちこち関係のないことに気が向いてしまうからでした。「マルチタスクは効率的(こうりつてき)」というのは(うそ)だったのです。

「マルチタスキング」という言葉がありまして、多くのタスクを(おどろ)くべき速さで処理するコンピュータの能力を表現するために用いられたものでした。しかし、これは誤解(ごかい)(まね)く表現でした。コンピュータですら、厳密(げんみつ)には一度に一つのことしか処理できていないからです。コンピュータは、「マルチタスク」を行う場合、スイッチを切り替え、順番に注意を向けて複数のタスクを完了させる。その切り替えの速度があまりに速いため、まるですべてが同時に処理されているかのように錯覚(さっかく)させられるのです。だから、コンピュータを人になぞらえると誤解を招くことになります。

実際には、人は歩くことと話すこと、あるいはガムを()むことと地図を見ることのように、一度に二つかそれ以上のことができます。だが、コンピュータと同じで、同時に二つのことに集中することはできない。人がこれをしようとすると注意が散漫(さんまん)になり、重大な結果を引き起こしてしまいます。

不思議(ふしぎ)なことですが、いつからか現代人は、マルチタスクをこなすことが当り前になってしまって私たちはそれが出来ると信じ、だからそうすべきだと考えるようになりました。

子供たちは、ケータイでメールしたり、音楽を聞いたり、テレビを()たりしながら勉強をする。大人は電話で話したり、ものを食べたり、化粧(けしょう)をしたり、ひげ()りすらしながら車を運転する。時間がないからではない。限られた時間に多くのことをしなければならないと感じているからです。

では、実際に一度に二つのことをしているとき、頭の中では何が起きているのでしょうか。それは単純(たんじゅん)です。二つを分けているのです。

私たちの脳はいくつもの回路(かいろ)があり、そのため、脳の別々の部分で別々のデータを処理することができます。しゃべることと歩くことが同時にできるのはそのためです。

だが、ここに落とし穴があります。両方の活動に本当に集中していないのです。峡谷(きょうこく)()かった橋を渡るとき、一歩足を()(はず)したら大変な事になるような状況(じょうきょう)のとき、私たちはおそらくおしゃべりはやめるでしょう。一度に二つのことをすることはできるが、二つのことに集中することはできないのです。

二つのことに注意を向ければ、注意は分散(ぶんさん)する。三つのことを引き受ければ、何かがこぼれ落ちる。一度に二つ以上のことをしようとすると、自然に焦点(しょうてん)が分散し、成果のレベルが下がります。

一つの仕事から別の仕事へスイッチを切り替えるときには、二つのことが起きます。まず、切り替えようと決心する。それから、これからしようとしていることの手順(てじゅん)を踏まなければなりません。別の仕事を始めるにも、中止した仕事を再開(さいかい)するにも、ある程度時間がかかるし、中止したところからきちんと再開できるという保証(ほしょう)はありません、無駄(むだ)な時間を(つい)やすことになります。

実際に現場での仕事にしても、あと30分で終わる仕事を次の日に先のべした場合、段取りのし直しやあと片付けを含めると二時間はかかるでしょう。

脳の能力は膨大(ぼうだい)であり、好きなだけその能力を分割することが、分割すればするほど時間がかかり、効率は落ちる。

スイッチを切り替え、別の仕事に多くの時間を費やせば費やすほど、最初の仕事に戻りにくくなり、仕事は(やま)()みされていく。

二つの活動を行ったり来たりすると、脳が新しい仕事に順応(じゅんのう)するための時間がかかる。ある研究によると、平均的な就業時間の28%が、マルチタスクをこなそうとしたための効率の悪さによって(うしな)われている。

常習的(じょうしゅうてき)にマルチタスクをしている人は、ある仕事に必要な時間について(あやま)った考え方をしている。たいていは、仕事を完了させるのに実際に要する以上の時間がかかると思い込んでいる。

マルチタスクをしている人は、そうでない人よりミスが多い。また、誤った決断をすることも多い。

マルチタスクをしている人は、命を縮め、幸せを失うようなストレスにさらされている。

一度にあまり多くのことをしようとすると、結局は何もできないということになりかねない。

私達の職場では、集中して仕事をしようと思っても、気を散らされる要求でいっぱいです。

デスクについて仕事をしていると、電話がなる、来客(らいきゃく)が来る、宅急便が届く、郵便屋さんが来る、(とな)の人が話しかけてくる、誰かが近くで咳込み、トローチを持ってないかと聞いてくる、デスクのそばをうろついてあれこれ聞いてくる、デスクの上でケータイが振動する等々…。気を散らすもの、混乱させるもの、邪魔者が沢山(たくさん)いる、仕事をつづけると疲れはてる。

仕事は一度で終わらせる、仕事は一度で完全に終わらせる。

邪魔をしない、邪魔をさせない。

効率的で効果的なことは、一つのことに集中して、専念することです。

「集中はパワー」「専念はスピード」「散漫はロス」「分散はカット」。

“シンプル イズ ベスト” “マルチ イズ ワースト”な~んちゃって。

安心してください。的をしぼって一点集中すればできますよ。“二兎を追う者は一兎をも得ず ”と言うではないですか、ワイルドだろう。   ジャン


 



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